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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦内閣 環境監査法案を採択

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2002.01.24 【情報源】ドイツ/2002.01.16 発表

 ドイツ連邦内閣は、1月16日、環境監査法を採択した。この新しい法律は、環境監査への参加や質の高い環境監査の手段を確保するためのものである。連邦環境大臣トリッティン氏は、「企業は、環境マネージメントにより、経済的にもエコロジー的にも利益を得る。企業の自主的な環境保護への取り組みは、環境監査法によって重要な一歩を踏み出すだろう。」と述べた。
 2001年4月に発行した改正EU環境監査規則(EMAS)は、この法案により、国内法化される。企業のEMASへの関与は簡単になり、EU内にある国境を越えた組織に対する認証も行われる。また、企業と行政機関に対する認証も、共通のものとなる。環境監査を2年ごとに行うことも定めており、これにより、EMASは、さらに強化される。
 トリッティン氏は、EMASについて、環境面での効果はもちろん、「EMASは、経費削減を達成し、法的賠償責任を軽減することから、企業にとって、経済的なチャンスでもある」と語っている。
 ドイツの環境監査認証企業の数は、欧州のトップである。2001年12月の時点で、ドイツでは、2671の企業が認証を受けており、この数は、欧州全体の認証企業の4分の3を占めている。【ドイツ連邦環境省】

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