ドイツ　コンテスト「交通管理におけるベスト・プラクティス」の勝者が決定

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2009.07.02 【情報源】ドイツ／2009.06.23 発表

　ドイツ連邦環境省とドイツ・エネルギーエージェンシーは、連邦コンテスト「交通管理におけるベスト・プラクティス」において、6件のプロジェクト（企業、自治体）を表彰することを発表した。
　このコンテストは、ドイツエネルギーエージェンシーが、連邦環境省から380万ユーロの助成を受けて実施しているアクションプログラム「効率の高い移動」の一環として実施したもの。
　企業によるプロジェクトでは、フライブルク大学病院が実施しているプロジェクトが1位となった。革新的な駐車場管理を実施し、「ジョブチケット」（雇用主が一部料金を負担する通勤定期）やお得なボーナスシステムを導入している。他に、ヴァルドルフのLincoln社やハノーファー地域行政機関が実施しているプロジェクトが表彰された。
　自治体によるプロジェクトとしては、長年、包括的な交通管理に取り組んできたミュンヘン市が1位に選ばれた。革新的なマーケティングから企業に対する交通コンサルティングなどの対策を実施している。また、都市計画と交通管理の連携に取り組むドルトムント市や自転車促進に取り組むブリュール市も表彰された。【ドイツ連邦環境省】