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環境ニュース[国内]

デカップリングの検討に、プロジェクトチームを設置

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2009.04.14 【情報源】農林水産省/2009.04.13 発表

 農林水産省は、中山間地域等直接支払制度に関する省内プロジェクトチームを設置すると発表。
 主な検討項目として、(1)中山間地域等直接支払制度の実績に照らした中山間地域等に対する条件不利補正のあり方の検討、(2)農地・水・環境保全向上対策等新たな農山漁村対策が展開されてきていることを踏まえた中山間地域等直接支払制度のあり方の検討などを予定。会議は非公開で、冒頭の写真撮影のみ公開される。
 同制度は、耕作放棄地の増加等により多面的機能の低下が特に懸念されている中山間地域等において、農業生産の維持を図りつつ、多面的機能を確保するという観点から、国民の理解の下に、直接支払いを実施するもの。
 特定農山村法等の指定地域のうち、傾斜等によって生産条件が不利で耕作放棄地の発生の懸念の大きい農用地区域内の一団の農地を対象とし、国が示す基準に基づいて市町村長が指定するもので、支払単価は、中山間地域等と平地地域との生産条件の格差の範囲内で設定される。
 平成22年度以降のあり方について、第三者機関である「中山間地域等総合対策検討会」が検討を行ってきたが、同プロジェクトチームは、検討会での議論を効率的・効果的に進める観点から、省内に設置し、検討会の議論との整合を図りつつ、制度の今後のあり方に関する検討課題の論点と方向性の整理を行っていくこととしている。【農林水産省】

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