ドイツ　徒歩と自転車利用を促進するキャンペーンスタート

　ドイツ連邦環境省のクルーク政務次官は、3月31日、キャンペーン「思考を変えて：短い距離でゼロCO2」の開始を宣言した。これは、今後2年間に渡って実施されるもので、人々に自動車の利用を止め、徒歩や自転車で移動することを呼び掛けるもの。
　連邦環境省は、事前に自治体対象のコンテストを実施し、バンベルク市、ドルトムント市、ハレ市、カールスルーエ市が、このキャンペーンのモデル都市として選出されている。キャンペーンには、100万ユーロが投じられる予定で、これらのモデル都市において、ポスターの掲載、映画館やラジオでのコマーシャルの放映、イベントの開催等を通じた、徒歩と自転車の広報活動が予定されている。
　また、有名な歌手やスポーツ選手も、キャンペーンの実施を支援している。【ドイツ連邦環境省】