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環境ニュース[国内]

福岡県宮若市(旧若宮町)の不法投棄産廃処理実施計画案に環境大臣が同意

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2009.04.02 【情報源】環境省/2009.03.31 発表

 「特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法(産廃特措法)」第4条の規定に基づいて作成された、「福岡県宮若市(旧若宮町)における産業廃棄物不法投棄事案に係る特定支障除去等事業実施計画(案)」に対して、環境大臣が平成21年3月30日付けで同意した。
 今回の事例は、旧若宮町において、産業廃棄物の処理業(収集運搬業・中間処理業)の許可業者であるグリーン産業(株)が、同社敷地内及びその隣接地に廃油入りドラム缶などを大量に埋設するなど不法投棄を行っていたもの。VOCダイオキシン類などによる土壌汚染地下水汚染も確認されている。なお、グリーン産業(株)は平成8年に解散している。
 実施計画案では、平成21年度から平成24年度で11億7千の事業費がかかる見込みだが、グリーン産業(株)の元代表取締役や違法性のある排出事業者に対し、求償していくとしている。また、役員や従業員についても、今後とも可能な限り調査を行い、不適正処理への関与が明らかになった場合には、徹底した責任追及を行うとのこと。【環境省】

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