平成１４年度地球環境保全関係予算案、１３年度と比べ５１．９％の増加

環境省が関係省庁の平成１４年度地球環境保全関係予算案を取りまとめた結果、平成１４年度政府予算案中の地球環境保全関係予算は９，８０３億円となり、平成１３年度予算額と比べ５１．９％の増加となった。
　平成１４年の要望項目としては（１）国際的枠組みづくり（１３８億円）、（２）観測・監視、調査研究（１，１０１億円）、（３）技術開発、普及４，４４１億円、（４）環境協力の推進２５６億円、（５）環境配慮（５億円）、（６）国内の持続可能な社会の実現に向けた取組み（３，８６３億円）－－の６分野がある。
　このうち、国際的枠組みづくりは平成１３年度に比べ５５％増加、環境配慮は６７％増加、国内の持続可能な社会の実現に向けた取組みは３６２％増加となっており、政府の厳しい財政事情の中では例外的に増加率が多い予算案となっている。【環境省】