ダイオキシン類測定を伴う請負調査の受注資格審査、平成１４年度も継続

　環境省では平成１４年度に同省が実施する請負調査のうち、ダイオキシン類の環境測定を伴う調査については、平成１３年度に引き続き、環境省が測定分析機関の受注資格審査を行い、受注資格があると認める機関に対して競争入札への参加を認めることに決定した。
　ダイオキシン類の測定・分析については、超微量物質を多数の同族体・異性体に分離し同定しなければならず、前処理の複雑な操作と高分解能の質量分析計を利用する高度な技術を要する。
　このため、環境省では、「ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理指針」を平成１２年１１月に定め、この指針の普及を図るため、ダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査の受注資格についても、「指針」に規定された事項が実施されているか審査を行い、この審査による認定を受注先の要件の１つとしている。
　なお、審査の申請に係る手続は平成１３年１２月１９日付け官報でも公表される。【環境省】