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環境ニュース[国内]

ダイオキシン類対策特別措置法の施行状況を公表 

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2001.12.18 【情報源】環境省/2001.12.18 発表

 環境省は、都道府県及び政令市(計86自治体)からの報告に基づき、平成12年1月15日の法施行から平成13年3月31日までの間を対象に、ダイオキシン類対策特別措置法の施行状況を取りまとめた。
 この取りまとめによると、法の対象となる特定施設として届け出があった施設数は平成13年3月31日現在で大気基準適用施設が19,688施設(事業場数15,390)、水質基準対象施設が4,255施設(事業場数2,384)だった。施設の種類としては、大気基準適用施設は、ほとんどが廃棄物焼却施設で95.2%を占めている。また、水質基準対象施設では「廃棄物焼却炉に係る廃ガス洗浄施設、湿式集じん施設」に分類できるものが87.0%を占めていた。
 また、法施行日の平成12年1月15日から平成13年3月31日までの間に、立入検査を行った件数は全国で大気関係18,894件、水質関係2,253件。うち大気基準関係15,598件、水質関係887件に対して設置者に対する指導が行われた。
 なお、都道府県・政令市の測定や設置者の自主測定の結果、排出基準を超過した施設数は大気関係27件、水質関係1件で、このうち大気関係2件については命令措置がとられた。ただしまだ罰則を適用する事例は出ていない。【環境省】
 

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