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環境ニュース[国内]

海上保安庁 VTSに関する公開シンポジウムを開催へ

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2008.10.17 【情報源】海上保安庁/2008.10.08 発表

 海上保安庁は、「VTS(注1)に関する公開シンポジウム」を平成20年10月29日に東京・虎ノ門の海洋政策研究財団において実施すると発表した。
 近年、e-Navigation(注2)構想の実現に向け、船舶の安全航行を確保するため、きめ細かな情報提供の重要性が増している。また、AIS の進展により船舶動静が把握でき、沿岸国における環境保護の観点から、世界的に新たなVTS のあり方、管制官の権限の見直しについて議論が活発化している。
 本シンポジウムは、19年開催の「e-Navigation に関する公開シンポジウム」に続き、諸外国の専門家を招聘し、各国のVTS の現状と展望について紹介するシンポジウムを開催するもの。

(注1)Vessel Traffic Serviceの略 海上交通センターが行う船舶への情報提供及び航路を通航する船舶を管制する業務のこと
(注2)航行船舶の電子海図表示装置等において自船位置を表示し、衝突や座礁を回避するための航海安全情報、航路標識情報、気象海象等の情報をリアルタイムに陸上から伝送、ヒューマンエラーに起因する海難を未然に防ぐとともに、船舶動静を含む各種情報を海域関係者が共有することにより、安全かつ効率的な船舶運航の実現を目指すもの。
電子海図、海上ブロードバンド通信、強固な測位システムが必要とされている。【海上保安庁】

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