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環境ニュース[国内]

遺伝子組換えじゃがいも表示義務化へ 薬事・食品衛生審が報告書作成

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.11.30 【情報源】厚生労働省/2001.11.22 発表

 平成13年11月22日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会表示部会は、遺伝子組換えじゃがいもを使った加工食品に、食品衛生法による表示を義務付けるべきとした報告書「遺伝子組換えばれいしょを用いた加工食品に関する表示対象品目の見直しについて」をまとめた。
 遺伝子組換え食品の表示については、平成13年4月1日より表示の義務化が行われているが、じゃがいも加工食品は当初組換え遺伝子の検出が困難であったため、表示義務化の対象となっていなかった。今回の報告書は、その後、技術的に検出が可能となったことを受け、農林水産省の農林物資規格調査会遺伝子組換え食品部会でも、10月に日本農林規格(JAS)法による表示義務化を決めたことに対応したもの。
 なお、対象となるじゃがいも加工食品は(1)乾燥ばれいしょ、(2)冷凍ばれいしょ、(3)ばれいしょでん粉、(4)ポテトスナック菓子、(5)前記(1)〜(4)を主原材料とするもの、(6)調理用ばれいしょを主原材料とするもの−−とされている。【厚生労働省】

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