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環境ニュース[国内]

有明海沿岸道路建設計画の環境影響評価書に対し環境大臣意見書提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2007.09.12 【情報源】環境省/2007.09.12 発表

 環境省は、一般国道208号大川佐賀道路及び一般国道444号佐賀福富道路(有明海沿岸道路)に係る環境影響評価書について、平成19年9月12日付けで国土交通省等(注1)に対し、環境影響評価法に基づき、希少魚類の生息環境の保全についての配慮を求める環境大臣意見を提出した。
 一般国道208号大川佐賀道路及び一般国道444号佐賀福富道路は計画路線は、佐賀平野のクリークが縦横に走る地域に建設されることから、クリークに生息する生物への配慮を求める。具体的には計画路線が横断する水路及び河川には、希少魚類であるニッポンバラタナゴが生息していることから、工事実施までにニッポンバラタナゴ及びその生息に必要な二枚貝の生息状況について詳細な調査を行い、その結果を踏まえ、道路建設に伴いこれらの生息環境に影響が生じないよう適切な措置を講じること。また、その旨を評価書に記載することを求めた。
 今後は、都市計画決定権者である佐賀県知事及び福岡県知事(注2)に対して、国土交通大臣等からこの環境大臣意見を勘案した意見が述べられることとなる。

(注1) 国土交通大臣及び国土交通省九州地方整備局長
(注2) 本事業は都市計画に定められるものであるため、環境影響評価は事業者に代わって都市計画決定権者である佐賀県知事及び福岡県知事が実施する。【環境省】

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