一般財団法人環境イノベーション情報機構
再生品の需要喚起も重要課題に 塩ビ管産業の課題と展望についての報告書
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.11.19 【情報源】経済産業省/2001.11.19 発表
経済産業省では、平成13年8月に設置した、塩化ビニル管産業の課題と将来展望に関する研究会での、検討結果について報告書として取りまとめを行った。塩化ビニル管の総需要は平成8年の49万8,000トンをピークに、公共事業予算額の削減などにより、ここ数年は46〜47万トンの間を推移しており、将来の需要予測でも平成13年度は44万9、000トン、18年度は42万トンと、生産減少が予想されている。
報告書では、このような状況下の塩化ビニル管産業の課題として、(1)販売量最大時にあわせて設置された過剰設備の廃棄、(2)戦略的提携による業界再編、(3)流通・商慣行の近代化、(4)リサイクル費のコスト低減とリサイクル品の需要喚起−−の4点があげられている。【経済産業省】