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環境ニュース[国内]

「2050年までの世界の温室効果ガス排出量半減」に向け、有識者会議設置 革新的エネルギー技術開発推進の方向性検討

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.08.15 【情報源】資源エネルギー庁/2007.08.15 発表

 安倍首相による気候変動に関する日本の新戦略「美しい星50」で示された「世界全体の温室効果ガス排出量の2050年までの半減」という長期目標の実現に向け、経済産業省は革新的エネルギー技術開発を加速・推進するための検討を開始することにした。
 「美しい星50」は、(1)2050年までに、世界全体の温室効果ガスの排出量を半減させることを目標とした革新的技術の開発と、環境に調和したライフスタイル・社会システムづくり、(2)京都議定書が規定していない2013年以降の気候変動対策の国際的な枠組みづくりに向けての提案、(3)「1人1日1kgの温室効果ガス削減」を目標とした国民運動の展開−−の3点を包括的な政策として示したもの。07年5月に安倍首相が発表し、07年のG8ハイリゲンダム・サミットの首脳宣言「世界経済における成長と責任」、「議長総括」にも反映された。
 今回、革新的エネルギー技術開発に関する検討にあたって経済産業省は、経済産業大臣の下に「『Cool Earth−エネルギー革新技術計画』有識者会議(座長:吉川弘之・(独)産業技術総合研究所理事長)」を設置。CO2の大幅削減に向けて重点的に取組むべき革新的なエネルギー技術開発の内容、国際連携の方向性について検討を行い、08年の洞爺湖サミットまでに「Cool Earth−エネルギー革新技術計画」をまとめ、公表するとしている。【資源エネルギー庁】

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