森林・林業に関する政策分野の政策評価シート案への意見を募集

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.11.12 【情報源】林野庁／2001.11.09 発表

　林野庁では、森林・林業に関する政策分野の政策評価シート案について、広く意見・情報を募集している。
　政策評価は、国民の立場に立った質の高い政策の実施を進めるため、客観的に政策の効果を評価する制度として、中央省庁再編に伴い平成１３年度から導入された制度。
　農林水産省・林野庁・水産庁・食糧庁では、政策評価にあたって、政策分野ごとに基本計画などの上位目標に則した形で、政策の目標となるべき課題の指標を設定、この指標に即して「政策分野」「目標」「政策手段」「関係者が取り組むべき課題」などの項目について政策評価シート案を作成し、シート案自体を省内での評価、パブリックコメント、第三者評価会にかけ、最終的な内容を決定するという形をとっている。
　今回シート案が公開された分野は「森林の多面的機能の発揮」「森林の保全」 「森林・林業に関する研究開発の推進」「山村地域の活性化」「国民参加による森林づくりと森林の新たな利用の推進」「効率的かつ安定的な林業経営の育成」「木材利用の推進と木材産業の健全な発展」「特用林産の振興」「国有林野事業」の９分野。
　例えば「森林の多面的機能の発揮」では、森林の多面的機能を確保するための森林造成面積の目標を平成１６年度まで４０万ヘクタール、育成複層林造成面積を同じく平成１６年度まで３万５，０００ヘクタールにするとしている。
　なお、意見・情報の提出の締め切り日は平成１３年１１月１９日（必着）。
【林野庁】