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環境ニュース[海外]

国連:中国の市民環境意識向上を支援

環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国/2006.12.22 発表

 北京五輪マスコット「福娃」と多くの著名人が宣伝を担当する市民環境意識向上を目指す大型宣伝活動が07年から全国範囲で展開されることになった。これはUNDPと国家環境保護総局が共同で発起し、3年間にわたる「中国環境意識プロジェクト」の重要部分である。同プロジェクトは12月18日、北京にて始まる。
 同プロジェクトは2008年北京五輪・2010年上海万国博覧会など大型イベントの機会を生かし、創造性のあるメディア宣伝を展開し、日増しに悪化する環境問題に対する市民の関心を高め、環境意識を行動に移してもらうことを目指す。
 プロジェクトが支援する全国的な宣伝活動は、空気汚染、気候変動、きれいな水、持続的消費など中国で最も切迫している環境問題を強調し、テレビ、広告、ラジオ、SMS、ネットなどのメディアを通じ、人々の耳目を一新する環境をテーマとした公共広告、ドキュメンタリー、テレビ特番などを制作、放送する。その中でUNDPは北京五輪委と協力し、自然界の5種類の基本元素と中国の各地区に生息する4種の動物を代表する五輪マスコット「福娃」を主役として活気に満ちた環境公共広告シリーズに利用し、各テレビ局で五輪会場のモニターで放送する。
 全国的宣伝活動のほか、同プロジェクトは社会各層の環境意識向上に焦点を合わせ多種類の活動を実施する。これは、一部大学のグリーンMBAコースの導入、環境問題を報道する新聞記者の育成、中国「環境リーダー」の選出・表彰及び西部地区の一連の地方環境宣伝活動などからなる。【中国国家環境保護総局】

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