中国　初の環境友好マーケット・北京賽特ショッピングセンターが好評を博す

【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国／2006.11.02 発表

　賽特ショッピングセンターは、先日、中華環境保護連合会から「中華環境友好マーケット」の栄誉称号を授与されたが、同称号を与えられた初の小売企業となった。命名・開所式典は北京賽特飯店で行われた。
　同センターの環境意識は、1992年の開業準備期に始まる。当時、同センターはクラフト・ペーパーを買い物バッグの材料とし、流行の銅板復膜材料を廃止した。以後の経営中、同センターは経営と環境保護を同時に重視するという方針を堅持し、一連の環境活動に積極的に参加してきた。今回の「中華環境友好マーケット」の申請・評価プロセスで、同センターは環境体系を一層整備し、従業員の環境意識を高め、企業の社会的イメージを高めた。
　「中華環境友好マーケット」の評価は自主性の原則に基づいて、企業が申請し、中華環境保護連合会が専門家を組織し評価審査を行う。主催者は、同活動の実施により中国の小売産業の社会的責任感を一層高め、商業企業の経営活動における省エネ・環境保護・人文・健康の取り組みを引き出し、市民の生態環境保護意識を高め、消費者の安全で健康的な購買環境を守り、環境配慮型社会の建設を進めることを目指している。現在、中華環境保護連合会は「中華環境友好マーケット評価基準(試行)」を定め、全国的に評価活動が実施されている。【中国環境報】