中国　山西：企業環境行動のランク付け制度を導入

【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2007.05.25 【情報源】中国／2006.03.20 発表

　企業の環境行為を規範化し、省内の環境を改善するため、先日、山西省は緑、青、黄、赤、黒の5種類の色からなる企業環境行為のランク付けを行い、企業の汚染処理を促進し、企業の環境イメージ改善に努めるようにした。
　今回の企業環境行為評価は環境保護部門が企業の環境情報に基づいて、一定の手順と審査項目に照らして、その環境行為を総合評価してランク付けするものである。緑は、国家や地方の排出基準や環境管理要求を満たし、ISO14001認証やクリーナープロダクション審査を通り、環境法遵守の模範となっていることを示す。青は、国家や地方の排出基準や環境管理要求を満たし、環境違法行為がないことを示す。黄は、企業環境行為が一般的で、国家や地方の排出基準を満たすが、総量規制は超過しているか環境違法行為があったことを示す。赤は、企業の環境行為に赤信号がともったことを示し、汚染規制の取り組みはあるが、国家や地方の排出基準を満たせない、または大きな環境汚染事故を起こしたことがあること示す。黒は、企業の環境行為が劣っており、汚染物排出が基準を大幅に超過し、環境に深刻な影響を及ぼし、大きな環境違法行為があるか特に大きな環境汚染事故を起こしたことを示す。今後、この色を見て企業の環境の取り組みを判断することができ、市民の環境分野での知る権利を保障するものである。【中国環境報】