中国　清華大学CDM研究発展センターができる

　先日、清華大学CDM研究発展センター開設及びプロジェクト開始式典が行われた。同センターは政府関連部門、企業、国内外環境NGOと協力することにより、CDM理論、実践、公共政策研究を進めることを目的とし、中国CDM事業の発展と関連プロジェクトの発掘育成を積極的に進めて、関連政策法規を整備し、中国CDM研究レベルとプロジェクト実践能力を高めていくことを目指す。
　同センターは清華大学公共管理学院に属し、同大学NGO研究所により作られた学際的な非営利発展戦略・政策研究センターである。現在、世界各国は「国連気候変動枠組み条約」や「京都議定書」の履行メカニズムについて経験がなく、これによりCDM事業が進めにくくなっている。同センターは、能力建設や科学研究、実践を通じて中国CDM事業能力を飛躍的に高めることを目指していく。【中国環境報】