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環境ニュース[国内]

「森林・林業基本計画」が閣議決定 森林の持つ多面的機能の発揮めざし目標設定

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2001.10.29 【情報源】林野庁/2001.10.26 発表

 平成13年10月26日、「森林・林業基本計画」が閣議決定された。
 森林・林業基本計画は、平成13年7月に施行された「森林・林業基本法」に示されている「森林の持つ多面的機能の発揮や林業の持続的発展」という新しい理念の具体化をめざし、実施されるべき具体的施策の道筋を明確化するもの。
 今回の決定された基本計画では、(1)森林・林業施策についての基本方針、(2)森林の持つ多面的機能の発揮や林産物の供給・利用目標、(3)森林・林業について政府が総合的計画的に講ずべき施策、(4)施策推進のために必要な事項−−などについてまとめている。
 このうち森林の持つ多面的機能の発揮のための最終目標としては、例えば、育成複層林(林木の部分的伐採などの施業により成立させた、年種の異なる樹木で構成される森林)面積を現在の10倍近い870万ヘクタール、森林の総蓄積量を現在の1.3倍の51億立方メートルに拡大することが掲げられている。
 なお、基本計画の内容は今後5年ごとに見直しがされることとなっている。【林野庁】

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