一般財団法人環境イノベーション情報機構
19年度の新世代下水道支援事業、第1回採択分16件を決定
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2007.04.24 【情報源】国土交通省/2007.04.23 発表
国土交通省は平成19年4月23日、新世代下水道支援事業の19年度第1回採択分として、宮城県大崎市内での緒絶(おだえ)川水辺再生事業、福岡県新宮町中央浄化センターでの汚泥リサイクル推進事業など、16件の事業の採択を決めた。新世代下水道支援事業制度は(1)雨水利用など良好な水循環の維持・回復や水質汚濁の削減、(2)下水汚泥、下水処理水の熱の有効利用などリサイクル社会構築への貢献、(3)下水道空間での光ファイバーケーブル敷設などの機能高度化−−といった下水道に求められている新たな役割・機能の実現を支援する事業制度。
11年度の事業開始以降、今回の16件を含め235件の事業が採択されたことになる。
なお今回採択された16事業のうち、13事業は雨水利用や水辺空間創出など水循環再生に関するもの、残り3事業はリサイクル社会構築をめざすもの(汚泥リサイクル製品の利用2件、下水処理水の消雪用水への利用1件)だった。【国土交通省】