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環境ニュース[国内]

金沢市の東山ひがし地区、萩市浜崎地区が国の伝統的建造物群保存地区に指定

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2001.10.22 【情報源】文化庁/2001.10.19 発表

 文化庁の文化審議会は、平成13年10月19日に開催される同審議会の文化財分科会の審議・議決を経て、石川県金沢市の東山ひがし地区と山口県萩市浜崎地区を新たに重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう、文部科学大臣に答申する。
 「重要伝統的建造物群保存地区」は、市町村が指定している歴史的な集落、町並みのうち、価値が高いと判断した街並みについて、国が文化財保護法に基づき選定するもの。国からの選定を受けると、管理、修理、修景(伝統的建造物以外の建造物を周囲の歴史的風致に調和させること)などに対して、国が財政的援助や必要な指導・助言をすることができる。
 今回選定される2地区のうち、金沢市東山ひがし地区は文政3年(1820年)に加賀藩の許可を得て、「ひがし」の茶屋町として浅野川の東に創設された地区で、全国でも希少な茶屋の様式の意匠的に優れた伝統的建造物が多数残っている。
 また、萩市浜崎地区は江戸時代初頭の萩城下町建設にともなって開かれた港町で、廻船業および水産業にかかわる商業地として繁栄した江戸時代以来の町の構成、伝統的建造物がよく残り、特色ある歴史的景観を良く伝えている地区である。
 なお、この2地区を加え、重要伝統的建造物群保存地区は54市町村60地区となる。【文化庁】

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