公開シンポ「温暖化防止と民生用エネルギー消費の現状と将来」を開催へ

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.03.15 【情報源】内閣府／2007.03.14 発表

　日本学術会議土木工学・建築学委員会はシンポジウム「温暖化防止と民生用エネルギー消費の現状と将来」を平成１９年３月２２日に、東京・六本木の日本学術会議講堂で開催する。時間は１３時３０分から１７時まで。
　日本学術会議土木工学・建築学委員会の「建設と社会分科会」の中に設けられた「民生とエネルギー小委員会」は、住宅やオフィスビルなどで消費される民生用エネルギーの需給の仕組みを分析し、エネルギー消費削減の観点から、住宅・社会基盤整備の長期的な方向性を検討している。
　今回のシンポジウムは、民生用エネルギー消費や温暖化防止対策の現状と動向、温暖化対策を進める上での課題を議論し、効果的な政策提言に繋げることが目的。
　プログラムとしては、日本学術会議土木工学・建築学委員会委員長の村上周三・慶應義塾大学教授による趣旨説明「民生とエネルギー」、吉野博・東北大学大学院工学研究科教授による講演「ＩＰＣＣレポートにみる建築部門の温暖化防止対策」、柏木孝夫・東京農工大学大学院生物システム応用科学研究科教授による講演「日本のエネルギー政策と民生用エネルギー」、住環境計画研究所の中上英俊氏による講演「家庭用エネルギーの節減に関する国際協力」、伊香賀俊治・慶應義塾大学理工学部教授による講演「わが国における家庭用・業務用エネルギー消費の将来予測」、講演者と経済産業省、国土交通省の担当者らが参加するパネルディスカッションが予定されている。
　参加費は無料で、参加定員は２３０名（申込先着順）。
　参加希望者は氏名、所属、電話番号を明記の上、ＦＡＸか電子メールで申し込むことが必要。宛先は慶應義塾大学理工学部ＳＤ工学科（担当：伊香賀俊治、電子メールアドレス：ikaga@sd.keio.ac.jp、ＦＡＸ番号：０４５−５６６−１８０８）。【内閣府　日本学術会議事務局】