一般財団法人環境イノベーション情報機構
「琉球弧自然フォーラム〜未来へ引き継ぐために〜」を沖縄県宜野湾市で開催へ
【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2007.02.26 【情報源】環境省/2007.02.26 発表
環境省、沖縄県、鹿児島県は、平成19年3月10日に、沖縄県宜野湾市の健康文化村カルチャーリゾートフェストーネで、「琉球弧自然フォーラム〜未来へ引き継ぐために〜」を開催する。「琉球弧」は、九州の南端と台湾の間に位置する弓状の島々の連なりを指すことば。これらの島々の生物には独自の進化が見られ、希少種が多く存在していることから、トカラ列島以南の奄美諸島、沖縄諸島、先島諸島などを含む地域が世界自然遺産の候補地に選定されている。
今回のフォーラムは、すでに世界自然遺産に登録された屋久島などの地域で進められている保全取組み事例を紹介するととともに、琉球弧の自然をどのように未来へ引き継いでいくかを検討することが目的。
プログラムとしては、(1)エコツーリズムコンサルタントの小林寛子氏による基調講演「世界自然遺産・フレーザー島」、屋久町立屋久杉自然館館長の日下田紀三氏による基調講演「世界自然遺産・屋久島の経緯と展望」、(2)琉球大学教授の土屋誠氏による話題提供「世界自然遺産の観点から見た琉球弧」と環境省、沖縄県、鹿児島県の取組み報告、(3)日下田紀三がコーディネーターを務めるパネルディスカッション「琉球弧の自然を未来へ引き継ぐために」が予定されている。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先住所・電話番号を記載の上、FAXか電子メールにより、申し込むことが必要。宛先は琉球弧自然フォーラム事務局(FAX番号:098−861−6612、電子メールアドレス:r-forum@ckcnet.co.jp)。参加定員は150名で、定員になり次第、募集は締め切られる。【環境省】