「砂防関係事業における景観形成ガイドライン」を策定

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2007.02.19 【情報源】国土交通省／2007.02.16 発表

　国土交通省の「砂防関係事業に係わる景観形成のあり方検討委員会（委員長：大久保駿・（社）全国治水砂防協会理事長）」は平成１９年２月１６日までに「砂防関係事業における景観形成ガイドライン」をまとめた。
　このガイドラインは、国交省が１５年７月に示した景観づくりの基本方針「美しい国づくり政策大綱」に、「分野ごとの景観形成ガイドラインを策定する」という内容が盛り込まれたことを受けて作成されたもの。
　内容は「第１章　砂防関係事業における景観形成の基本的な考え方」、「第２章　砂防関係事業における景観形成の進め方」の２部構成で、第１章では砂防関係事業での景観形成の基本的な考え方についての解説、第２章では具体的な砂防関係事業を進める上で必要な景観形成上の配慮事項を示している。
　国土交通省では今後、このガイドラインをもとに、全国の砂防関係事業の実施箇所やその周辺で、美しい景観の形成・保全に努めていく方針。【国土交通省】