一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 道路用ディーゼル燃料の85%が超低硫黄基準に適合
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.12.28 【情報源】/2006.12.08 発表
道路用ディーゼル燃料の約85%が、超低硫黄ディーゼル(ULSD)基準に適合しており、規制で義務づけられた80%を超えていることが、小売施設を対象とした10月中旬からの調査によって明らかとなった。ULSD燃料は、前年まで生産されたディーゼル燃料よりも硫黄分が97%少ない。
EPAのクリーン・ディーゼル・プログラムでは、ULSDと来年開始される新エンジン排出抑制技術とによって、2万件近くの早期死、数万件の呼吸器系疾患(気管支炎・ぜん息など)が回避されると見込まれている。【EPA】