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環境ニュース[国内]

保安院、東京電力・玉原ダムに対する立入検査を実施へ

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2006.12.27 【情報源】原子力安全・保安院/2006.12.26 発表

 原子力安全・保安院は東京電力(株)玉原(たんばら)発電所玉原ダム(群馬県沼田市)に対し、平成18年12月27日に立入検査を実施することを前日の26日付けで発表した。
 保安院は、中国電力(株)土用ダム(岡山県新庄村 注1)で測量データの改ざんが発覚したことなどを踏まえて、18年11月21日に水力発電設備を所有する一般電気事業者らにデータ改ざんや無届工事に関する報告を指示。12月20日に各社からの報告が寄せられたため、現在、これらの報告の精査を行っている。 
 玉原ダムへの立入検査は、同ダムについての改ざん報告の中に、安全性に関係があるダムの変形量のデータが含まれていたことから、安全確認を目的として実施されるもの。
 今回の立入検査の検査内容は、ダムの変形量など、ダムの安全性を確認するために必要な事項。

(注1)土用ダムでは、中国電力の子会社である中電技術コンサルタントが、法令で定期的に国に報告するよう定められている測量データのうち、沈下量、たわみ量(上・下流方向の水平変形量)の異常値を平成3年(推定)から9年まで改ざん。その後この事実を把握した中国電力も、安全性は維持できているとして関係当局に改ざんの申し出を行っていなかった。【原子力安全・保安院】

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