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環境ニュース[国内]

吉林省の旧日本軍遺棄化学兵器回収・処理事業について中国側と意見交換へ 第10回日中共同作業グループ会合

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.12.20 【情報源】外務省/2006.12.19 発表

 中国での旧日本軍遺棄化学兵器問題に関する第10回日中共同作業グループ会合が2006年12月21日に東京都内で開催されることになった。
 今回の会合では、吉林省敦化市ハルバ嶺地区での遺棄化学兵器発掘・回収事業などについて意見交換が行われる予定。
 吉林省ハルバ嶺地区には、約30〜40万発(注1)の化学兵器が埋設されていると推定されており、機械を使った無人作業によるこれらの兵器の発掘・回収と、将来的な無害化処理事業が計画されている。
 日本側からは秋葉剛男外務省アジア大洋州局中国課長を団長とする外務省・内閣府遺棄化学兵器処理担当室の関係者、中国からは潘昊(はん・こう)外交部日本遺棄化学兵器問題処理弁公室副主任を団長とする、外交部、国防部、国家環境保護総局らの関係者が、それぞれ出席する見込み。

(注1)当初、砲弾埋設数は推定約67万4,000発とされていたが、その後の調査により、約30〜40万発と見込まれるようになったため、05年12月付けで化学兵器禁止機関(OPCW)に砲弾埋設数が再申告された。【外務省】

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