一般財団法人環境イノベーション情報機構
荒川南部環境衛生一部事務組合製造の汚泥発酵肥料で水銀許容基準超過
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.11.27 【情報源】農林水産省/2006.11.24 発表
農林水産省は平成18年11月24日、埼玉県熊谷市の荒川南部環境衛生一部事務組合が生産している、汚泥発酵肥料「パワーダート」の中から、許容基準である2ppmを超える水銀3ppmを検出したと発表した。今回の基準超過は、(独)肥飼料検査所が18年11月8日に同組合荒川南部環境センターに対し実施した立入検査をきっかけに判明したもの。
なお許容基準超過が判明したことにより、農林水産省は荒川南部環境衛生一部事務組合に対し、(1)検査対象肥料の生産・出荷状況、(2)基準超過の原因、(3)汚染された肥料の処分状況、(4)再発防止のための改善措置−−の報告を要請した。【農林水産省】