一般財団法人環境イノベーション情報機構
アスベストによる公務災害と認定 中皮腫で死亡の水産庁漁業調査船・漁業取締船船長
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.11.16 【情報源】水産庁/2006.11.15 発表
水産庁は、悪性胸膜中皮腫で平成18年1月に死亡した同庁漁業調査船・漁業取締船船長について、公務中のアスベスト(石綿)粉塵の吸入が発症の原因であると認め、18年11月15日付けで遺族に対して、国家公務員災害補償法に基づく補償を行うことを通知した。この船長は国が所有する船舶に通算26年4か月乗船し、ドック時の監督作業に従事し、アスベスト粉塵にさらされたと推定されている。【水産庁】