一般財団法人環境イノベーション情報機構
文科省、関係施設に18年度冬季の省エネ対策・点検を呼びかけ
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2006.11.15 【情報源】文部科学省/2006.11.15 発表
文部科学省は平成18年11月15日、全国の都道府県知事、教育委員会教育長、国公私立大学長、同省関連機関の長などにあてて、所管施設内での冬季省エネルギー対策の実施について文書で協力依頼を行った。今回の依頼は、政府の省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議による18年度冬季の省エネルギーについての要請内容が18年10月27日に決定したことを受けたもの。
暖房中の室温を20度(注1)をめどにするなど、政府の要請内容を実践することを求めるとともに、教職員や児童生徒が地球温暖化問題を踏まえながら省エネの重要性についての理解を深めていくことや、各学校で省エネ点検を実施することを呼びかけている。
なお学校での省エネ点検実施のための資料としては、25のチェック項目や燃料使用量から二酸化炭素排出量を計算できるようにした具体的な点検リストを提示。また点検にあたっては、このリストのほかに同省が14年に学校施設の省エネ対策についてまとめたパンフレット「地球環境のためにわたしたちができること」の内容も参照するよう求めている。
(注1)政府内部では室温19度をめどとしている。【文部科学省】