千葉県鴨川市、群馬県草津町の「再生可能エネルギー導入によるＣＯ２削減計画」を認定 環境省と経産省

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2006.11.07 【情報源】環境省／2006.11.07 発表

　環境省と経済産業省資源エネルギー庁は、千葉県鴨川市、群馬県草津町から申請された「再生可能エネルギー高度導入ＣＯ２削減モデル地域計画」を両省の支援対象となるモデル計画として、平成１８年１１月７日までに認定した。
　この計画認定事業は、再生可能エネルギーを集中導入するモデル地域づくりが目的。認定計画に位置づけられた民間事業者の取組みに対しては、環境省が再生可能エネルギー高度導入地域整備事業、経済産業省が新エネルギー事業者支援対策事業などにより、施設整備への支援を行っていくことになる。
　今回鴨川市が作成した計画は、鴨川市の沿岸地域に設置する１，５００キロワットの風力発電３基と福祉会館や中学校に設置する太陽光発電を組み合わせ、年６，１７９トン（二酸化炭素換算）のＣ０２排出量削減をめざすもの。
　また、草津町の作成した計画は、草津町の中心市街地域に、温泉熱源を活用した１，０００キロワットの温泉熱発電、温泉排湯熱利用ヒートポンプ、太陽光発電を設置し、年７，０９７トン（二酸化炭素換算）のＣ０２排出量削減をめざすもの。【環境省，資源エネルギー庁】