１８年度の「地域づくり表彰」受賞者決定

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.11.02 【情報源】国土交通省／2006.11.01 発表

　平成１８年１１月１日に新潟県長岡市で開催された「地域づくり全国交流会議長岡大会」で「地域づくり表彰」の最終審査会が開催され、「地域づくり表彰」の国土交通大臣賞、全国地域づくり推進協議会会長賞などが決定し、表彰された。
　「地域づくり表彰」は個性的な地域づくりについての優秀な事例の表彰制度で、昭和５９年度から実施されているもの。
　今回の表彰では、国土交通大臣賞に「まぶりっと衆・早池峰の会（岩手県遠野市）」、「取手アートプロジェクト実行委員会（茨城県取手市）」、「ＡＴ２１倶楽部（愛知県豊田市）」、「八雲国際演劇祭実行委員会（島根県松江市）」の４組織、全国地域づくり推進協議会会長賞に「片浦レモン研究会（神奈川県小田原市）」、「赤城コマランド（新潟県長岡市）」、「阿波人形浄瑠璃『勝浦座』（徳島県勝浦町）」、「ふるさとの家（香川県東かがわ市）」の４組織が選ばれた。
　このうち国土交通大臣賞を受賞した「まぶりっと衆・早池峰の会」は、遠野市内の古民家を移築した、農業体験型観光施設「遠野ふるさと村」の館内での炉端を囲みながらの昔話語り、曲り家の維持管理、地域の伝統行事・文化の伝承活動を行っている。
　また、同じく全国地域づくり推進協議会会長賞を受賞した「片浦レモン研究会」は白カビ防止剤を使用したレモンの輸入が認められた際に、小田原のレモン生産農家が立ち上げた団体で、地域の気候風土に適したレモン栽培の研究会など、レモンを通した様々な活動を行っている。【国土交通省】