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環境ニュース[国内]

「近代化産業遺産ネットワークシンポジウム」を開催へ 06年10月31日

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.10.13 【情報源】経済産業省/2006.10.12 発表

 経済産業省は2006年10月31日13時から17時まで、東京・お台場の東京ビッグサイトで、「近代化産業遺産ネットワークシンポジウム」を開催することにした。
 産業革命の発祥地であるヨーロッパでは、産業遺産の価値が広く認識されており、訪れる観光客も多い。イギリス中部のアイアンブリッジ渓谷やドイツのランメルスベルク鉱山のように、世界遺産登録を果たした産業遺産もある。
 しかし日本の場合は、海外の有識者からは高い評価を得ている近代化産業遺産が残されているものの、国内の認知度の低さなどから、十分な活用がされていないのが現状。
 今回のシンポジウムは、日本の近代化を支えた工業や炭坑など、数々の産業遺産を海外の有識者から再評価してもらい、その活用を促すことや、産業遺産の所有者、関係者らのネットワーク構築を推進し、活用・保全方法についての情報交換を促進することが目的。
 プログラムとしては、廃墟の谷だったイギリス中部のアイアンブリッジ渓谷を世界遺産にまで高めたスチュアート・スミス・アイアンブリッジ渓谷博物館元館長ら、世界の産業遺産の専門家による講演、長崎造船所史料館、長崎県端島(通称:軍艦島)など国内の近代化産業遺産保存活用をリードしているパネラーによるパネルディスカッションが予定されている。
 参加希望者は、規定の申込書に必要事項を記入の上、06年10月20日までにFAXか電子メールで申し込むことが必要。宛先は(財)日本交通公社(メールアドレス:makino@jtb.or.jpまたはmatsumoto@jtb.or.jp、FAX番号:03−5208−4706)。【経済産業省】

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