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環境ニュース[国内]

石井一弘・筑波大学大学院講師を環境省環境保健部長が表彰 神栖市の有機ヒ素化合物汚染問題への貢献で

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.10.03 【情報源】環境省/2006.10.02 発表

 環境省は茨城県神栖市の井戸水から高濃度の有機ヒ素化合物・ジフェニルアルシン酸が検出された問題の対策に功績があった石井一弘・筑波大学大学院人間総合科学研究科講師に対し、平成18年10月4日付けで総合環境政策局環境保健部長名による表彰を行うことにした。
 石井氏は、15年3月に神栖市内で原因不明の神経症状の患者が地域的に固まって発生したことが判明した段階で、その原因が飲料水汚染である可能性を疑い、保健所による水質検査を実施するよう助言指導を行った。
 この指導により、健康被害発生地周辺地下水がジフェニルアルシン酸に汚染されていることが判明。健康被害救済事業や新たな被害の防止措置を講じるきっかけとなった。
 また、同氏は環境省が実施しているジフェニルアルシン酸による健康影響調査、臨床検討にも参加しており、その健康影響の解明、地元住民の健康不安の解消にも多大な貢献があったという。【環境省】
 

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