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環境ニュース[海外]

環境監査システム推進のため規制緩和

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2001.10.01 【情報源】ドイツ/2001.09.19 発表

 ドイツ連邦閣議は、企業を環境監査システムに参加するよう促すための次のようなインセンティブを設けることを決定した。
 インセンティブを与えるための法規命令は、環境監査システム参加企業に対するイミッシオン防止法・廃棄物法上の監督措置を緩和し、同法に基づく報告義務を軽減する。また、所管庁は、参加企業が許認可書類に匹敵するような環境監査報告書を提出している場合、詳細にわたる許認可申請データを求めることをやめる。これによって、企業は二度手間を省き、コストを削減することができる。
 これまでドイツでは、2670の企業が、自発的に環境監査システムに参加している。これは、ヨーロッパ全体の4分の3にあたる。連邦環境大臣トリッティン氏は、今回の措置によって環境監査への参加をより一層魅力的なものにすることができ、経済界による自己コントロールを一層強化することができる、と語った。【ドイツ連邦環境省】

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