一般財団法人環境イノベーション情報機構
佐賀県伊万里市など、4市町のバイオマスタウン構想を公表
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.08.01 【情報源】農林水産省/2006.07.31 発表
農林水産省は「バイオマスタウン構想」に構想書を提出した4市町の取組み内容を平成18年7月31日付けで公表した。「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
今回の公表は14回目にあたり、対象自治体は山形県西川町、京都府南丹市八木町地区、佐賀県伊万里市、長崎市西海市(17年3月に公表した旧西海町バイオマスタウン構想を合併に伴い見直し)。
このうち伊万里市では、JAやNPO法人らを構成員とする伊万里市バイオマス利活用推進本部を設置し、利活用すべき資源ごとに部会を設けて家畜排せつ物のたい肥化、生ごみのたい肥化・エネルギー化、下水汚泥の土壌改良材や有機物としての農地還元、建設発生材の熱利用などに取組むとしている。【農林水産省】