一般財団法人環境イノベーション情報機構
柏崎刈羽2、6号機の定期安全管理審査結果 評定は「軽微な不適合あり」
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.08.01 【情報源】原子力安全・保安院/2006.07.31 発表
原子力安全・保安院は平成18年7月31日、東京電力(株)柏崎刈羽原発2号機の第1回定期安全管理審査、同6号機の第2回定期安全管理審査について、独立行政法人原子力安全基盤機構から報告された審査結果に対する保安院としての評定結果をまとめ、公表した。定期安全管理審査は原発設置事業者が実施した定期事業者検査の実施組織、検査方法、工程管理、検査にかかわる教育訓練など−−の品質保証・保守管理に関するルール300項目以上への適合性について、独立行政法人原子力安全基盤機構が抜き打ち的手法も使って審査。審査結果を国が「A(不適合事項がなく、品質マネジメントシステムが機能)」、「B(軽微な不適合があるが品質マネジメントシステムは機能)」、「C(重大な不適合ありで品質マネジメントシステム機能していない)」3段階で評定を行うとしている。
今回発表分の総合評価では、2号機で3件、6号機で4件、改善が必要と判断された事項がみつかったとされが、総合評価としてはいずれも「評定B」と判断された。【原子力安全・保安院】