一般財団法人環境イノベーション情報機構
違法伐採への積極的取組み目指す宣言採択 森林法施行についての東アジア閣僚会合
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2001.09.18 【情報源】林野庁/2001.09.17 発表
2001年9月11〜13日までインドネシアのデンパサールで森林法の施行に関する東アジア閣僚会合行われ、インドネシア林業大臣、中国、タイ、フィリピン、ラオス、ベトナム、カンボジア、オーストラリア、日本、米国、英、独、EUの代表や世界銀行、ITTO、FAO、環境NGOなどが参加した。この会議では、第1・2日の全体会合・分科会を通じて、違法伐採問題に取り組む各国政府、国際機関,NGOなどから違法伐採の現状、課題などについて報告があり、森林法施行強化の重要性についての議論や意見交換が行われた。
第3日目には、1・2日目の議論を踏まえ、世界的問題となっている違法伐採問題に対し、東アジア地域が2国間及び多国間の協議・協力を行いながら、積極的に取り組んでいくとする閣僚宣言が満場一致で採択された。
宣言にはこのほか、2002年に行われるヨハネスブルグサミット(WSSD)などで違法伐採問題が扱われるよう努力すること、この宣言を推進するため、NGO、企業、市民団体などに対し、アドバイスを要請する−−などの内容が盛り込まれた。【林野庁】