モノマー化法によるペットボトルリサイクル施設を民活法の対象施設に初認定

　環境大臣・経済産業大臣は、「民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法（民活法）」に基づき、再商品化施設の対象であるペットボトルリサイクル施設として平成１３年９月１１日付けで帝人株式会社ペットボトルケミカルリサイクル施設整備計画の認定を行った。
　この施設は、容器包装リサイクル法の中で分別収集された廃ペットボトルをモノマー化法を用いた処理を行うことにより、ポリエステル原料にリサイクルする施設で、処理能力はペットボトルリサイクル施設としては国内最大級の年間３万トンを予定している。
　なお、今回の認定はモノマー化法によって廃ペットボトルをリサイクルする施設としては初めての認定で、民活法の認定を受けると、日本政策投資銀行による低利融資などの支援措置を受けることが可能となる。【環境省】