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環境ニュース[国内]

魚介類を通じたメチル水銀摂取 妊婦向け「注意事項」をパンフに

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.05.30 【情報源】厚生労働省/2006.05.29 発表

 厚生労働省は、魚介類を通じてのメチル水銀摂取に関する「妊婦向け注意事項」の見直し内容についてのパンフレットを作成し、平成18年5月29日までに、同省ホームページにも掲載した。
 「注意事項」は比較的水銀含有量が多く、頻繁に食べると胎児に影響を及ぼす恐れがあるバンドウイルカなどの数種の魚介類の摂取頻度について妊婦に注意を促しているもの。
 15年6月に作成されたが、17年11月に、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が水銀に関する暫定的耐容週間摂取量(生涯にわたり摂取し続けても健康影響が現れない1週間あたりの摂取量)を引き下げたことに対応し、見直しが行われた。
 今回もパンフは、比較的水銀含有量が多い魚を食べ続けると、母親の体から取り込んだ水銀を排出できない胎児の発育に影響をあたえる可能性があることをわかりやすく説明するととももに、魚介類の種類ごとの摂食量のめやすを図入りで紹介している。【厚生労働省】

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