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環境ニュース[国内]

一次エネルギー消費量平均値1平米あたり996MJに 国の施設の管理状況報告

環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.05.22 【情報源】国土交通省/2006.05.22 発表

 国土交通省は平成18年5月22日までに、「国家機関の建築物等の保全の現況」をまとめ公表した。
 この報告は昭和62年度から作成されているもので、(1)17年度の官庁施設保全実態調査の集計・分析結果、(2)改善意見−−を掲載するとともに、施設管理者が参照すべき(3)保全適正化のために国土交通省が講じた施策の概要、(4)近年発生した建築物関連の主な事故・故障例とその対策例−−などの情報もまとめている。
 このうち(1)の保全実態調査は、すべての国家機関の建築物とその附帯施設1万3,866施設を対象に、(一)保全計画書・保全台帳・光熱水使用量の記録などの整備状況、(二)建築・設備機器の定期点検の実施率、(三)飲料水・排水水質、空気環境、廃棄物焼却炉のダイオキシン濃度などの定期点検実施率、(四)消防・防災、バリアフリー対策などの状況、(五)空気環境の規定値満足度や水質などの管理状況、(六)エネルギーと水の消費量、(七)保全費用−−について調査を行ったもの。
 このうち宿舎を除く施設の一次エネルギー消費量平均値は、年1平方メートルあたり996メガジュール、水消費量平均値は年1平方メートルあたり0.53立方メートル、合同庁舎などの年1平方メートルあたりの保全費用は4,289円だったことが報告されている。【国土交通省】

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