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環境ニュース[国内]

配管部材刻印改ざん 関電と三菱重工業への立入検査結果を原安委に報告

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.03.16 【情報源】原子力安全・保安院/2006.03.16 発表

 平成16年8月に発生した関西電力(株)美浜3号機の加圧水型軽水炉2次系配管破損事故の修繕工事で、配管部材に付けられた刻印が工事受注者である三菱重工業(株)関係者によって一時的に不適切に改ざんされていた件に関連して、 原子力安全・保安院は平成18年3月16日開催の原子力安全委員会に、関電と三菱重工業に対し、18年2・3月実施した立入検査結果を報告した。
 この立入検査は、関電と三菱重工業から提出された、改ざんの再発防止策が的確に実施されているかどうかを現場で確認するためのもの。
 そもそも美浜3号機事故の再発防止策実行過程で発生した改ざんであったことを重く見て、単に改ざんの再発防止策実施を確認するだけでなく、両社自身がどのように再発防止策実施状況を把握し、今後必要な改善に結び付けていくかに重点を置いて評価を行った。
 その結果としては、両社とも着実に再発防止策が実行されつつあり、特に関電に関しては、実施結果を評価し、必要な改善を行う仕組みが構築されていると報告された。
 三菱重工については、製作現場主体の改善となっているため、本社も含めた全社的な品質保証活動の執行が必要だと指摘されたが、発注元の関西電力が調達管理の中で、三菱重工の改善を促していくことが確認されたとしている。【原子力安全・保安院】

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