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環境ニュース[国内]

循環型社会・循環経済・3Rに関する日中韓三か国セミナーが開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2006.02.24 【情報源】環境省/2006.02.24 発表

 2006年2月23・24日の両日、東京・港区の三田共用会議所と川崎市内で、環境省主催の「循環型社会・循環経済・3R(注1)に関する日中韓三か国セミナー」が開催された。
 このセミナーは、05年10月の「第7回日中韓三か国環境大臣会合(TEMM)」で日中韓が持ち回りで開催することが合意されていたもので、開催は今回がはじめて。
 日中韓の廃棄物リサイクル分野などの専門家、国や自治体の担当官、民間事業者などが参加し、(1)3R活動推進のための関係者の役割、(2)地方自治体、民間事業者、市民の協力、(3)今後の活動−−の3点が議題となった。
 このうち「3R活動推進のための関係者の役割」については、各国の中央・地方政府での3R活動推進政策について発表が行われた後、資金や情報提供に関する支援策、製造者や排出者の責務・コストの負担などについて質疑が行われた。
 また「地方自治体、民間事業者、市民の協力」については、自治体や学識経験者、民間企業から、市民への働きかけ、企業との連携について発表が行われ、関係者が担うべき役割や義務、連携を担保する体制について意見交換が行れた。
 さらに「今後の活動」については、特定の廃棄物に関する管理政策、リサイクル、処理方法などをテーマにセミナーを行うこと、各国の活動の焦点を決めて情報交換を強化すること、共同の調査研究を行うこと−−などの提案が行われ、引き続き議論をすすめていくことになった。

(注1)廃棄物の発生抑制(リデュース)、資源・製品の再使用リユース)、再生利用リサイクル)のこと。【環境省】

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