１７年１２月分の総需要電力量、１６年１２月実績より７．１％増　記録的低温が影響

　資源エネルギー庁は、平成１７年１２月分の日本の総需要電力量を１８年２月２０日付けで発表した。
　１７年１２月の総需要電力量は８６２億キロワット時で、１６年１２月と比べ７．１％増加。４か月連続で前年同月比実績を上回った。
　このうち一般家庭で使用された電力量は、１２月の月平均気温が記録的な低温となり、暖房需要が大幅に増加したことなどから、２４０億キロワット時と１６年１２月に比べ１２．６％も増加。
　一方、産業用大口電力の需要は、パルプ・紙・紙加工品製造業で低迷したものの、機械器具製造業、非鉄金属製造業に需要の伸びが見られ、１６年１２月比２．３％増と４か月連続で前年同月の実績を上回った。【資源エネルギー庁】