一般財団法人環境イノベーション情報機構
東洋大学工学部で核燃料物質を発見
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.02.07 【情報源】文部科学省/2006.02.03 発表
東洋大学工学部応用化学科研究室(埼玉県川越市)内で、平成18年1月17日にみつかった物質が、使用許可を受けていない核燃料物質であることが18年2月3日までに、東洋大側の調査で判明し、同大は3日付で文部科学省に通報を行った。みつかった核燃料物質は、工学部内の使用されていない試薬棚に置かれていたもので、内容はガラスビンに入った酢酸ウラニル(ウラン量約5.7グラム)とポリビンに入った酸化ウラン(ウラン量約397グラム)。
現在は置かれていた場所周辺に放射線による汚染がないことなどを確認した上で、大学内の施錠管理された部屋内の金庫に移管されているが、新保管場所の放射線量も、部屋の扉表面で最大1時間あたり0.08マイクシーベルトと、安全上問題のないレベルとなっている。
なお物質は、原子炉規制法にもとづく使用許可が必要な、300グラムを超えているため、文部科学省は東洋大に対し核燃料物質としての使用許可を受けるよう指導した。 【文部科学省】