一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

化学系・金属系・機械系製造業からの排出が7割以上 平成12年度PRTRパイロット事業の結果

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2001.08.22 【情報源】環境省/2001.08.22 発表

 環境省は、平成11年7月に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」に基づくPRTR制度の導入に向けて、経済産業省と共同で実施してきた平成12年度PRTRパイロット事業の結果を事業報告書として取りまとめた。
 今回の事業では調査対象地域となった30都道府県市の16,149事業所に対して調査票を発送。約46%にあたる7,499事業所から回答が寄せられ、このうち2,327事業所の事業所から「対象化学物質を取り扱っている」として排出量・移動量の報告があった。
 なお事業所から報告された化学物質の数は、354あるPRTR対象物質のうち290物質で、農薬散布や自動車排出ガスなど、その他の発生源について推計した化学物質と合わせて最終的に322物質について集計を行うこととなった。
 このうち排出量の上位3位を占めたのは(1)トルエン、(2)キシレン、(3)ジクロロメタンで、全業種からまんべんなく排出されているのが特徴。一方、業種別の排出量を比較した結果では、化学系、金属系、機械系製造業からの排出が排出量全体の7割以上を占めていた。【環境省】 

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク