大型しゅんせつ兼油回収船「白山」の進水式を挙行

　国土交通省北陸地方整備局では、平成１２年秋より建造工事を進めてきた大型油回収装置搭載のしゅんせつ兼油回収船について、平成１３年８月２９日に江東区豊洲の石川島播磨重工業株式会社東京第一工場で紀宮清子内親王殿下ご臨席のもと命名・進水式を挙行する。
　このしゅんせつ兼油回収船は、平成９年１月の「ナホトカ号」の重油流出事故を契機に、外洋での流出油防除体制の強化が求められたことから新潟西港のしゅんせつ船「白山丸」の代替船と建造されたもの。
　進水式には一般参加者を含め約３，５００名が参加する予定で、船名は一般公募で「白山」に決定、進水式で命名される。【国土交通省】