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環境ニュース[国内]

「建設副産物情報交換システム」の試験運用スタート

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.08.14 【情報源】国土交通省/2001.08.13 発表

 国土交通省では、インターネットを活用した建設副産物の情報交換システム「建設副産物情報交換システム」について、関東地方整備局管内での試験運用を開始した。
 「建設副産物情報交換システム」は、工事発注者、建設副産物排出事業者、処理業者がWEB上で情報交換を行い、工事ごとの建設副産物排出計画・再生資源利用計画や処理業者が建設副産物を受け入れ可能かどうか、などといった情報をリアルタイムに得ることができる。また、効率的な運搬経路の探索や運搬時間の把握も可能。
 建設現場から出るコンクリートや木材などの廃棄物(副産物)は年々増加傾向にあり、産業廃棄物全体排出量の2割、最終処分量の4割を占めている一方、処分場の残余年数は2年を切る状況となっているため、平成12年5月には「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」が制定され、平成14年春には同法に基づく分別解体と再資源化の義務化が開始する。
 今回のシステムは、今まで不足していた工事発注者、排出事業者、処理業者間での排出・受入れなどの情報をサポートすることにより、建設副産物再資源化の進展やリサイクル材活用の促進をめざすもので、国土交通省では、今回の試験運用開始後、年内にも全国規模での本格運用を開始する予定。【国土交通省】

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