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環境ニュース[国内]

千葉県内の「漁業漁村の歴史文化財産百選」候補4施設を選定委員が視察

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2005.11.30 【情報源】環境省/2005.11.30 発表

 水産庁は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の候補施設の選定に向け、平成17年11月25日に千葉県内の4施設について、選定委員が現地調査を実施した。
 漁村は環境保全、文化の継承など多面的な機能を持っており、今回の百選選定は、このような機能の1つ、漁村の歴史や文化に光をあてることにより、都市の人びとに漁村の魅力を知ってもらい、都市と漁村の交流に役立てていくことが目的。
 対象となっているのは、漁村の歴史・伝統・文化、伝統的漁業、漁業史に残る出来事などに関連する物語やエピソードのある施設。一般公募のほかに、都道府県からの推薦も受け付けている。
 今回、現地調査を行ったのは、鴨川市の誕生寺・鯛の浦、和田町の捕鯨基地、千倉町の高家神社、鋸南町のくじら塚。
 現地では活発な質疑が交わされ、写真やパンフレットだけではわからない施設の詳細や漁村の様子など、貴重な情報を得ることができたという。
 なお応募案件に対しては、(1)地域の水産業や漁村の歴史上重要な役割を果たしてきた、(2)地域固有の伝統的漁法に関係している、(3)工法や様式、意匠が現在では貴重、(4)由緒・来歴があり、歴史的・文化的価値が高い、(5)漁村を象徴する独特なものを持ち伝統的−−の5つの選定基準にもとづき、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」選定委員会が評価。最終的に100施設を選定し、農林水産大臣が認定を行う方針。【水産庁】

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