一般財団法人環境イノベーション情報機構
海保庁が海上環境法令違反123件摘発 17年11月海上環境事犯一斉取締り
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2005.11.22 【情報源】海上保安庁/2005.11.21 発表
海上保安庁は、平成17年11月1日から7日までの「海洋環境保全推進週間」中に実施した廃船適正処理、廃棄物不法投棄防止、油流出防止についての講習会実施結果と、11月8日から17日までに実施した「海上環境事犯一斉取締り」の結果を17年11月21日に公表した。このうち講習会の開催結果としては、全国44か所で海事・漁業関係者を対象に講習会を開催し、参加者が計1,739名にのぼったこと、海上保安官が外国船舶236隻を含む1,096隻の船舶を訪れ、油や廃棄物の適正処理について指導を行ったことが報告されている。
また、一斉取締りでは、全国で123件の海上環境関係法令違反を摘発、検挙した。検挙された違法行為のうち、最も多かったのは廃棄物不法投棄の31件、廃船不法投棄の30件、船舶からの油・有害液体物質の違法排出23件がこれに続いた。【海上保安庁】